不埒もの瓦版

博物館実習3館目「日本民家集落博物館」

とうとう実習も3館目です。
一番恐れていた野外博物館…
講義も食事も野外?と、かなり恐れていたのですが
民家の中の「南部の曲屋」に、机と座布団が用意してあって
そこで、食事や講義を受けるようになっていました。
なんだか、ちょっと寺子屋風(^^)

事前のお話では「日本民家博物館」には学芸員の方がたった
一人でがんばっておられるとか。
なので小さな博物館かと思っていたら、なんのなんの、広いです。
里山です、村落です!
園内には17~19世紀(江戸時代)に建築され、昭和30年代まで
人々が生活をしていた各地の民家が移築されています。

しかし、どうも私はこの博物館とは相性が悪いようで、三回も迷って
しまいました(^^;;
一回目は初日の朝、ぜんぜん違う方向へ行っていたようで、気づいたら
周りに誰も人がいなくなり、なんか目の前は山道っぽいし…
「どこさ、ココ?」
そして、ようやく、「これはあきらかに違う」と気がつきました。
あわてて道を引き返して戻ったところに、三匹の猫さん達を発見し、
ご一緒させてもらい無事到着。


二回目は一日目の昼食を外でとったあと、もどってきた民家集落博物館の中で迷いました(爆)
集合場所の南部の曲家の場所が分からなくなってしまって、アセッてたら
奈良大のスクーリング用名札をつけた人を発見し、「すみません、場所が
分からないんですけど」と、教えてもらいました。でもなんか、ちょっと
あの人、笑ってた(><)キィー!

三回目は二日目の帰りです、へらへら歩いていたら、いつの間にか知らない場所にっ!!これは近くに地図の案内板があったので、なんとか自力で駅にはたどりつけましたけど…

ま、そんな事はどうでもいいですね。

さて実習の方の一日目は、日本民家集落博物館の概要について館長さんからのお話のあと、解体修理中の民家を見学及び解説。そして質問など…
質問コーナーの方は、また「ドキドキ」しちゃいましたぁ(*><*)

この日の昼食は、私持ってきてなかったので(実は博物館までの行きの道中で、コンビニにでも寄って買おうと思っていたのですが、遭難しかけていたので、それどころじゃありませんでした(^^;;)なので、学芸員さんに教えてももらった近所の喫茶店へ行くことに。

や~、やっぱりクーラーのある場所はいいですねぇ。みんなは南部の曲家で昼食しているんですが、当然ですが曲家にはクーラーないんですよ。でも喫茶店の中は、クーラーで涼しくて快適だったので、私は「明日もここで食べよう」と固く、自分に誓いました。

午後からは、学芸員さんから移築民家についてと、茅葺き民家についてのお話。その後、解説をしてもらいながらそれぞれの民家を見学です。

解説してくれたのは、民家博物館のたった一人の学芸員さん。
水野先生曰く「リスみたいな人」、その心は、ずっと飛び回っているから~
そのとうり可愛らしい女性なのに、すっごくパワフルで、モンペ姿で、
掃除から猫の死骸の処理までやらなきゃならないとの話を聞き、
ほんと学芸員の仕事って大変なんだと思いました。

それなのに、そんな急がしい中、私達のために時間を割いて下さって
私は、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。。
でも、この博物館には学芸員さんは一人なのですが、ボランティアさんが
70人ほどいらして、それぞれ解説ボランティアなどで館の運営を助けて
いるのです。これも、すごい事だなぁと思います。

ではここで、文章ばっかじゃつまらないので、民家博物館の写真など…
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↑ここは大和十津川の民家(奈良県)です。
学芸員さんの説明によると、十津川村は、幕末、勤皇派の村だったそうで
なんと、トイレの中に刀掛けがあるのです↓

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↑ちょっと読みにくいですが、「『刀掛け』(この便所内部の右側)刀を肌身離さずもっていた幕末の郷士の緊迫した様子がうかがえる」と書いてます。
そしてコレが↓便所内部の刀掛けです。
a0093597_0375234.jpg


ついでに、これは↓別の民家の便所の写真。
あれ、どこだったかな?たぶん飛騨白川の民家(岐阜県)の便所だったと思います。
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↑「へんちゃ(便所)同時に2人が使用できる。」って書いてるんですが、
昔の人って、2人で便所に入ってたんですか?(^^;;

最後に、博物館の出たところにある公衆トイレ↓も撮影してみました。
a0093597_0415446.jpg


なんで、便所の写真ばかり…


そして二日目は、実習です。
班ごとにわかれて、民家の掃除や障子張りなどするのですが
私は木の枝や、切断した木を一輪台車に載せて、運ぶ作業でした。

この一輪台車、なかなかバランスが難しく、木を山盛り積むので重いのです。
運ぶ場所は距離的にはそう遠くないのですが、ちょっと上りになってて押すのには力がいります。私ともう一人の女性の方で交互にやってたのですが、何往復もしていると、暑さと重さで、かなり辛くなりました。
台車に木を積んだり、降ろしたりの作業で腰は痛くなってくるし…
翌日、案の定、筋肉痛になりました。くすん

でもって二日目の昼食も、昨日の喫茶店に行くことに~。
この日は、かるほさんとタラさんと、ご一緒しました。
私は昨日から気になっていた「抹茶トースト」と「ミックスジュース」
かるほさんは「キノコスパゲティ」、タラさんは「コロッケ定食(?)」

午後からは再び作業…
収蔵庫内の防虫剤の入れ替えだったんですが、
収蔵庫って言うか、蔵なんですが、ここの中がサウナ状態。
もう暑くて暑くて、顔から汗がタラタラ。

その後は、水野先生の講義です。お題は「将来の博物館像」
相変わらず面白すぎです、先生。
引き続き、一人ずつ今回の実習の感想や質問など…
これがかなり長引いて、四時半で終わる予定が五時半ぐらいまで
延長されました。来年受講される方、帰りの新幹線は遅めの指定を
取っておきましょう。

そして最後は、みんなで記念写真…
って、なんだか修学旅行のノリだなぁ(*^^;;

ほんと、最終日の作業は暑くて、かなり肉体的には辛かったのですが、五日間の実習自体とても有意義で、楽しいものでした。

学芸員ってほんと大変な仕事だなぁ、と思います。接客から、図録の作成から、猫に死骸の処理までするんですよ~。まあ、みんながみんなソレをやっている訳ではないのでしょうが、でも、いろんな事をやらなきゃいけない仕事なんだと言うのは分かりました。
私が知ったのは、学芸員さんの仕事の、ほんの一端で、もっと、もっと大変な仕事があるのだとも思います。

自分がもし学芸員になれたとしても、そんな仕事が出来るのかと思うと正直自信がないです。でも、もし機会があればボランティアなどで博物館のお役にたてればいいなぁ、と今回の実習をとおして思いました。

                                       おしまい
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by aoikoishi | 2007-08-08 00:56 | 実習

どうやら卒業できました。みなさん、有難うございましたっ☆  葵 
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